小論文

すがものオンライン授業ってどうやるの?
||
「巣鴨、いいカモ、〇〇かも」でお馴染みの ポートランド・シアトル・バンクーバー(WA)の学習塾、 巣鴨アドバンススクール。レドモンド校の杉山です。     オンライン授業が始まって約3週間、私もオンライン授業に慣れてきました。 はじめは対面授業に比べてやり辛いと感じておりましたが、できることはたくさんあると 感じています。今ではオンラインでも対面と同じようなクオリティの授業ができると 自信をもってお伝えすることができます。     1、その生徒に合わせた授業をします!   巣鴨のオンライン授業は完全個別指導形式。(一部授業は1:2の指導形式です。) その生徒の学年やレベル、ニーズに合わせて授業を行うことができます。     (オンラインでもホワイトボードを使って図形問題の授業をすることだってできます。)       2、個別だからできる、双方向の授業。   個別授業ならではの強みと言えば、双方向の授業を実施しやすいところ。 生徒はわからないところがあれば、その場で質問をすることができます。 なので、わからないまま授業が進むことがありません。     (オンラインで授業を行うとき、ごくまれに接続が悪く ホワイトボードが使えないときも。そんなときは手書きにするなど 臨機応変に対応します。字が汚いのはお許しください…笑)     3、講師は、メンターです。   ただ授業を進めるだけが巣鴨の先生ではありません。 時には、生徒の悩みを聞いたり、生徒と一緒に今後の方向性を立てたり… 生徒のみなさんのモチベーションを高く保つためのメンターでありたいと考えています。 ストレスが溜まる日常で、巣鴨の授業の間だけでも生徒が笑顔になってくれたらいいな と思いつつ、一つひとつの授業に取り組んでいます。...
continue reading
小論文コース:生徒作のエッセイ紹介
||
現在、小論文コースに通ってくれている生徒の作品の掲載です。 ポートランド・シアトル・バンクーバーWAで展開中の学習塾の巣鴨アドバンススクール。 ポートランド校教室長の御殿谷です。 エッセイを添削する? 私は、作文にしても小論文にしても、色々と添削することは肯定的ではありません。 なぜなら間違っているところを指摘するのは誰でもできるからです。 ここが「ですます調」ではない。 この漢字が間違っている。 ここが論理的ではない。 色々と言いたいことも出てくることでしょう。 そして、間違っている部分を訂正するのも時には必要だとは思います。 同じような間違いを何度もしていたら、訂正してあげるべきでしょう。 ただ間違いを直せばいい文章になるのか、と言うとそうではないんですよね。 いい文章って、作者の気持ちが読者に伝わる文章なんですよね。   生徒からも了承を得たので、一つ生徒の文章を紹介します。 小論文コースを取っている生徒が書いたものです。 課題としては、「ファクトフルネスを読んだことない人に読書したいと思わせる」です。 まずは、訂正前の文章です。その後に訂正後の文章が出てきます。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 「 ファクトフルネス 」を読んで! あなたは、世界をどれだけ正しく見ることができているだろうか。ほとんどの人が、ドラマチックに考えすぎてしまっているのではないだろうか。現に私は、冒頭にあるクイズに半分しか正解することができなかった。それは私がメディアからの情報を鵜呑みにし、事実と比較して正しく考察することを怠ったせいだ。筆者であるハンス・ロスリングは「ファクトフルネス」を通して、私達に世界の本当の姿を教えてくれる。この本は、世界を正しく見るために読まなければならない一冊なのだ。 私達が世界について大きな勘違いをしてしまうのは、人間の脳に潜む本能のせいであると筆者は述べている。紹介された10個の本能のうち、単純化本能は私にも思い当たることがあった。ダイエットのために、短期間断食をするという人をよく見かける。「食べると太る」だから断食をするというのは、単純で一番早い解決策なのかもしれない。けれども、それだけでは根本的な解決にはつながらないのだ。断食をすると、ストレスによりリバウンドをしてしまうし、栄養失調にもなりかねない。確実に痩せるためには、労力と時間を費やしてでも、日頃の食生活を見直したり運動をするなどの対策が必要である。物事への解決策は必ずしもひとつでは無い。断食は個人の問題で収まるが、この単純化本能が世界レベルになると、大きな勘違いがとんでもない自体を引き起こすかもしれない。筆者が解説する本能はこれだけではない。日常にはたくさんの本能が潜んでいる。私達は本能がもたらす危険性を常に頭の中に入れて置かなければならないということをこの本が教えてくれた。 「ファクトフルネス」は題名からもわかるように、事実と向き合う本である。筆者は数多くのデータを踏まえ、過去と比較しながら人類の努力の成果を目に見える形で表してくれる。さらに、この本は事実を述べるだけでなく、筆者の実体験も描かれている。これらの体験談により、本能が引き起こす思い込みをよく理解することができる。また、読者も自身の生活を振り返り、自分に当てはめて考えることもできるのだ。 私達は、本能により、目に見える事実に踊らされ、悲観的に焦って物事を判断してしまう。人間の本能はどうすることもできない。しかし、本能をコントロールすることはできる。そのためには本能を理解することが大切なのだ。思い込みに気がつくことができれば、知っていると思いこんでいた歴史の出来事やニュースの見方も変わる。とんでもない勘違いをしないために、事実に基づく世界の見方をするために、この本を読んでほしい。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 私は色々と良かった点と訂正されるべき点などを伝えて、こう伝えました。 太字のところだけ残して、これをテーマにして、もう一回書き直して、と。 えぇ、またですか!?と言う生徒の声が上がったのは言うまでもありません。 そして、1週間後に提出されたのが、こちらです。 全く違ったものになり、私も驚きでしたが、書いた本人も全然違うものができた、とびっくりしていました。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 「 ファクトフルネス 」を読んで!(修正後) 私達は目に見える事実に踊らされ、悲観的に焦って物事を判断してしまう。これらの原因は、私達の中に潜む本能のせいである。人間の本能は、どうすることもできない。しかし、本能をコントロールすることはできる。そのためには、本能を理解することが大切なのだ。思い込みに気がつくことができれば、知っていると思いこんでいた歴史の出来事やニュースの見方も変わる。筆者であるハンス・ロスリングは「ファクトフルネス」を通して、私達に本能がもたらす勘違いや思い込みを教えてくれる。この本は、世界を正しく見るために読まなければならない一冊なのだ。 紹介された10個の本能の一つに、ネガティブ本能というものがある。この本能は、世界はどんどん悪くなっているという勘違いを引き起こす。なぜなら、人はネガティブ本能にとらわれ、物事のポジティブな面よりもネガティブな面に注目してしまうからだ。現に私も、この本に出会うまでは、世界は悪くなっているという思い込みをしていた。無差別殺人のニュースや交通事故、児童虐待などの悲惨なニュースが、常に携帯の通知画面に表示される。これらの情報に惑わされてしまったのは、私がそのことについて深く考えず、感じたままに判断してしまったからである。毎日ネガティブなメディアに触れるため、世界は「良くなっている」という事実からかけ離れているように感じられたのだ。しかし事実と比べてみると、世界で起こる犯罪の件数は減っていっているのだ。セキュリティーの強化や環境整備の改善など、世界は確実に進歩を遂げてきた。にもかかわらず、私達は今までの進歩から目を背けてしまっている。それは私達が、ネガティブ本能に支配されるがままなせいである。では一体どうしたら良いのだろうか。筆者は、実は物事が良くなっていることに気がつくためには、悪いニュースのほうが広まりやすいことに気がつくことだと述べている。何も考えずに、メディアから得られる情報を鵜呑みにしてしまっては、大きな勘違いに気がつくことができない。また、悪いニュースが増えたことにより、悪い事件が増えたと思う人もいるだろう。しかし、それは監視の目がより届くようになったからであり、世界が悪くなったわけではないのだ。あやふやな過去の記憶や偏った報道により、物事に対する判断力は鈍ってしまう。これはネガティブ本能が引き起こす結果であることを頭に入れて置かなければならない。そうすることによって、勘違いを防ぐことができるのだ。  本能とは人間が生まれつき持っている性質であり、なくすことはできない。けれども、本能がもたらす勘違いを止めることはできる。この本を読み、自分の中に潜む本能を理解し、思い込みに気がついてほしい。そうすれば、あなたも世界を正しく見ることができるだろう。...
continue reading
小論文コース:Factfulness
||
中学3年生、高校生を対象とした小論文コース。 毎週火曜日の18時30分から行なっています。 こちらのコースは大学小論文のための準備コースでもあります。 そのクラスで取り扱っている本がこちら。 (日本のAmazon.co.jpへのリンクです) こちらの本、ぜひ多くの方に読んでもらいたい本です。 こういう本があるから、読書はやめられません。 Factfulness 本の紹介の前に、何問か皆さんに答えてもらいましょう。 3問だけですので、じっくり考えて答えてみてください。 質問1:世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう。 約2倍になった あまり変わっていない 半分になった 質問2:自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変化したでしょう? 2倍以上になった あまり変わっていない 半分以下になった 質問3:幾らかでも電気が使える人は、世界にどのくらいいるでしょう? 20% 50% 80% 皆さん、いかがでしょうか。おそらく、どの質問にも1番か2番と答えたのではないでしょうか。 私がそうでしたから。 実は、答えは、全て3番なんですね。 極度の貧困にある人の割合は、年々減っています。 20年前は人口の29%だったのが、今では9%。 もっとさかのぼると、こういう図になるそうです。 著書:Factfulnessより すごくないですか? その他にも、自然災害で亡くなる人は、大幅に減り。 世界で電気を使える人たちは、8割りを越えているそうです。 世界ってどんどん良くなっていっていますよね? でも、私たちは、そう思っていません。 世界はどんどん悪くなっていると思っている。 先進国と途上国 衝撃的なグラフをお見せしましょう。 このグラフを見てください。 横軸は「女性1人あたりの子供の数」 縦軸は「5歳までに生存する子供の割合」です。 もう「途上国」と「先進国」で全然違う位置にありますよね。...
continue reading