ポートランド・バンクーバー・シアトル(レドモンド)の学習塾、
巣鴨アドバンススクール。シアトル校の杉山です。
本日のテーマは「なぜ習慣は続かないのか」です!
1、 変わらないことは本能であると理解する
2、 大きすぎる目標は挫折する
3、 継続記録が途絶えてしまったら?
4、 下手な鉄砲も数撃ちゃ…???
1、 変わらないことは本能であると理解する。
4月って本当にいい時期ですよね。
日本では新学期になり、天候も穏やかになりウキウキします。
ここシアトルの生徒たちも、領事館から新しい教科書をもらい
嬉しそうな生徒(中には残念そうにしている生徒もいる?!)を見かけました。
こんな時期だからこそ目標を高らかに掲げようとします。
・よし、今日から5時に起きて朝活をするぞ!
・毎日3時間英語の勉強をするぞ!
・1日10kmランニングをするぞ!
などなどです。
最初はみんな頑張ります。
1日目・2日目、何とか乗り切りますが
3日目・4日目以降になると徐々に取り掛かるまでの時間が長くなり、
だんだん億劫になっていきます。
そして、いつしか何もしなくなり、新しい習慣が続かなくなる
…なんてこと、ありませんか?
わたしは、あります(笑)
特に語学ですね~海外に旅行にいくたびに、
「この言葉が喋るようになりたいな~」って
旅行後に思うんですよね。
でも、旅行後ということはもうその言語を使う機会はそうそうないですよ。
一応入門書だけ買うのですが、結局やらなくなり…何てことはよくあります。
人間だれしも、今の状態をキープして安定しようとするそうです。
恒常性というやつです。したがって、新しい習慣を始めようとすると
その安定が崩れそうになるというわけで、本能的に抵抗するそうです。
この本能というのが曲者で、中々新しい習慣を定着させてくれません。
なので、習慣を考えるときに意識しなければいけないことは
「かんたんに、ゆるく、一点集中で」ということです。
2 大きすぎる目標は挫折する
まず一点目。みなさん、目標が高すぎるということを言わせてください!
もちろん、目標が高いことは素晴らしいですよ。
でも、目標が高いこと=挫折する可能性が高いです。
理由としては、毎日続けるのが大変だからです。
例えば、運動を習慣にすると考えましょう。
毎日、1時間運動をする!
毎日、5km走る!
など、カッコいい目標を掲げがちです。
でも、元々運動をする習慣がない人が、毎日1時間も運動するのは大変です。
今までとは全く違った習慣になるので、本能的にも激しく抵抗します。
だから、「これ本当に大丈夫なの?」ってくらい簡単な目標を掲げてみてください。
例えば、
毎日、5回だけ腕立て伏せをするとか。
毎日、ジムに行ってストレッチはする。
などですね。
勉強なら、とりあえず1日1単語だけは完璧にするとかですね。
3 継続記録が途絶えてしまったら…。
わかります、毎日続けてきたことがふとしたことがきっかけで
1日継続できなくなってしまったときのあの失望感。
どうしようもないですよね。力が抜けてしまいますよね。
でも、大丈夫。
1日継続できなかったら、その翌日から淡々と再開するだけです。
ダイエットにだってチートデー(爆食いする日)はあります。
受験生でも正月ぐらいはお休みするはずです。
それと同じです。1日できない日があったら
その日は単に休憩の日だったと考えて、
その次の日から普通に再開すればよいだけです。
三日坊主も100回続ければ300日です。
4 下手な鉄砲も数撃ちゃ…
あたりません!!!!
ある習慣を作る時の原則は1つずつです。
新しい習慣をやり始めて50日くらい経つと
それをしないと逆に気持ち悪くなるはずです。
ここでも恒常性を利用します。
そうしたら次の習慣作りに取り掛かって下さい。
みなさんいっぺんに新習慣を作ろうとしますが、
「二兎追うものは一兎も得ず」です。
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