コロナ禍と駐在生徒の英語力
ポートランド・バンクーバー・シアトル(レドモンド)の学習塾、 巣鴨アドバンススクール。シアトル校の杉山です。 本日のテーマは「コロナ禍と駐在生徒の英語力」についてです。 本日の流れ 1、 オンライン集団授業で英語力は伸びたのか? 2、 英語力が伸びた/伸びなかった理由について 3、 心構えについて 1、 オンライン集団授業で英語力は伸びたのか? 結論、伸びなかった生徒が多かったです。 「コロナ前にアメリカに来ましたが…英語が全然できなくて 困っています…、どうしたらよいでしょうか??」 という問い合わせを何件も受けました。 英語ができないと現地校でも、その他でも大変な思いをするのは 間違いありませんが保護者の方々が焦るのも当然のことです。 でも、ESLに通っている生徒たちの英語力があまり伸びなかったのは 自然だと言わざるを得ません。では、なぜ伸びなかったのでしょうか? 2、英語力が伸びなかった理由について 通常の場合は、対面授業を朝から晩まで受けています。 日本での英語学習歴に関わらず、1日中英語のシャワーを浴び続けます。 アメリカに来てから早くとも2~3年はそういった英語環境で、 悔しい思いをしながら英語を習得していきます。 英語がわからないならわからないなりに、目の前の先生の言っていることを ジェスチャーや周りの生徒の様子から何とか理解し、 教室の授業に付いていっているという感じです。 英語という激流に溺れてしまっているといっても過言ではありません。 しかし、現地校がオンライン授業になったときに、ある変化が起こりました。 まずは、純粋に「授業時間が減ってしまった」ということです。 特に、2020年3~4月(コロナ初期)は急遽ロックダウンになり、 学校側も何とかオンライン授業へ移行しようと必死に対策を講じました。...
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