SUGAMOの先生が書く

小論文コース:生徒作のエッセイ紹介
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現在、小論文コースに通ってくれている生徒の作品の掲載です。 ポートランド・シアトル・バンクーバーWAで展開中の学習塾の巣鴨アドバンススクール。 ポートランド校教室長の御殿谷です。 エッセイを添削する? 私は、作文にしても小論文にしても、色々と添削することは肯定的ではありません。 なぜなら間違っているところを指摘するのは誰でもできるからです。 ここが「ですます調」ではない。 この漢字が間違っている。 ここが論理的ではない。 色々と言いたいことも出てくることでしょう。 そして、間違っている部分を訂正するのも時には必要だとは思います。 同じような間違いを何度もしていたら、訂正してあげるべきでしょう。 ただ間違いを直せばいい文章になるのか、と言うとそうではないんですよね。 いい文章って、作者の気持ちが読者に伝わる文章なんですよね。   生徒からも了承を得たので、一つ生徒の文章を紹介します。 小論文コースを取っている生徒が書いたものです。 課題としては、「ファクトフルネスを読んだことない人に読書したいと思わせる」です。 まずは、訂正前の文章です。その後に訂正後の文章が出てきます。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 「 ファクトフルネス 」を読んで! あなたは、世界をどれだけ正しく見ることができているだろうか。ほとんどの人が、ドラマチックに考えすぎてしまっているのではないだろうか。現に私は、冒頭にあるクイズに半分しか正解することができなかった。それは私がメディアからの情報を鵜呑みにし、事実と比較して正しく考察することを怠ったせいだ。筆者であるハンス・ロスリングは「ファクトフルネス」を通して、私達に世界の本当の姿を教えてくれる。この本は、世界を正しく見るために読まなければならない一冊なのだ。 私達が世界について大きな勘違いをしてしまうのは、人間の脳に潜む本能のせいであると筆者は述べている。紹介された10個の本能のうち、単純化本能は私にも思い当たることがあった。ダイエットのために、短期間断食をするという人をよく見かける。「食べると太る」だから断食をするというのは、単純で一番早い解決策なのかもしれない。けれども、それだけでは根本的な解決にはつながらないのだ。断食をすると、ストレスによりリバウンドをしてしまうし、栄養失調にもなりかねない。確実に痩せるためには、労力と時間を費やしてでも、日頃の食生活を見直したり運動をするなどの対策が必要である。物事への解決策は必ずしもひとつでは無い。断食は個人の問題で収まるが、この単純化本能が世界レベルになると、大きな勘違いがとんでもない自体を引き起こすかもしれない。筆者が解説する本能はこれだけではない。日常にはたくさんの本能が潜んでいる。私達は本能がもたらす危険性を常に頭の中に入れて置かなければならないということをこの本が教えてくれた。 「ファクトフルネス」は題名からもわかるように、事実と向き合う本である。筆者は数多くのデータを踏まえ、過去と比較しながら人類の努力の成果を目に見える形で表してくれる。さらに、この本は事実を述べるだけでなく、筆者の実体験も描かれている。これらの体験談により、本能が引き起こす思い込みをよく理解することができる。また、読者も自身の生活を振り返り、自分に当てはめて考えることもできるのだ。 私達は、本能により、目に見える事実に踊らされ、悲観的に焦って物事を判断してしまう。人間の本能はどうすることもできない。しかし、本能をコントロールすることはできる。そのためには本能を理解することが大切なのだ。思い込みに気がつくことができれば、知っていると思いこんでいた歴史の出来事やニュースの見方も変わる。とんでもない勘違いをしないために、事実に基づく世界の見方をするために、この本を読んでほしい。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 私は色々と良かった点と訂正されるべき点などを伝えて、こう伝えました。 太字のところだけ残して、これをテーマにして、もう一回書き直して、と。 えぇ、またですか!?と言う生徒の声が上がったのは言うまでもありません。 そして、1週間後に提出されたのが、こちらです。 全く違ったものになり、私も驚きでしたが、書いた本人も全然違うものができた、とびっくりしていました。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 「 ファクトフルネス 」を読んで!(修正後) 私達は目に見える事実に踊らされ、悲観的に焦って物事を判断してしまう。これらの原因は、私達の中に潜む本能のせいである。人間の本能は、どうすることもできない。しかし、本能をコントロールすることはできる。そのためには、本能を理解することが大切なのだ。思い込みに気がつくことができれば、知っていると思いこんでいた歴史の出来事やニュースの見方も変わる。筆者であるハンス・ロスリングは「ファクトフルネス」を通して、私達に本能がもたらす勘違いや思い込みを教えてくれる。この本は、世界を正しく見るために読まなければならない一冊なのだ。 紹介された10個の本能の一つに、ネガティブ本能というものがある。この本能は、世界はどんどん悪くなっているという勘違いを引き起こす。なぜなら、人はネガティブ本能にとらわれ、物事のポジティブな面よりもネガティブな面に注目してしまうからだ。現に私も、この本に出会うまでは、世界は悪くなっているという思い込みをしていた。無差別殺人のニュースや交通事故、児童虐待などの悲惨なニュースが、常に携帯の通知画面に表示される。これらの情報に惑わされてしまったのは、私がそのことについて深く考えず、感じたままに判断してしまったからである。毎日ネガティブなメディアに触れるため、世界は「良くなっている」という事実からかけ離れているように感じられたのだ。しかし事実と比べてみると、世界で起こる犯罪の件数は減っていっているのだ。セキュリティーの強化や環境整備の改善など、世界は確実に進歩を遂げてきた。にもかかわらず、私達は今までの進歩から目を背けてしまっている。それは私達が、ネガティブ本能に支配されるがままなせいである。では一体どうしたら良いのだろうか。筆者は、実は物事が良くなっていることに気がつくためには、悪いニュースのほうが広まりやすいことに気がつくことだと述べている。何も考えずに、メディアから得られる情報を鵜呑みにしてしまっては、大きな勘違いに気がつくことができない。また、悪いニュースが増えたことにより、悪い事件が増えたと思う人もいるだろう。しかし、それは監視の目がより届くようになったからであり、世界が悪くなったわけではないのだ。あやふやな過去の記憶や偏った報道により、物事に対する判断力は鈍ってしまう。これはネガティブ本能が引き起こす結果であることを頭に入れて置かなければならない。そうすることによって、勘違いを防ぐことができるのだ。  本能とは人間が生まれつき持っている性質であり、なくすことはできない。けれども、本能がもたらす勘違いを止めることはできる。この本を読み、自分の中に潜む本能を理解し、思い込みに気がついてほしい。そうすれば、あなたも世界を正しく見ることができるだろう。...
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習慣化って大変?
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「巣鴨、いいカモ、〇〇かも」でお馴染みのポートランド・シアトル・バンクーバー(WA)の学習塾、 巣鴨アドバンススクール。レドモンド校の杉山です。     いや~、スコットランド戦すごかったですね! 福岡選手の松島選手へのオフロードパスがかっこよすぎました! …今回もラグビーの記事だと怒られてしまいそうなので、違う話題で。       さて、こう見えて色々なことを習慣にするのがとても得意な杉山です。   例えば、 ・朝起きた瞬間に数学の問題を解くこと ・毎日一定の時間を読書に費やすこと ・ちゃんと決まった時間に働くこと(笑) ・ワークアウトをすること   などなどが現在の習慣になっており、特に最後のワークアウトについては アメリカに来てからほとんど運動していなかった状態から、毎日筋トレをするようになりました。   それに伴い、全然自炊しなかった生活から、ほぼ毎日自炊をする生活へと変化しました。   更に、今までは甘いものが大好きでよくケーキやクッキーを食べていたのですが、 最近は小麦粉を使ったものを控えるようになりました。   さらにさらに、糖質(炭水化物)の量と、たんぱく質の量を考えるようになりました。 特に、夜の8時以降は炭水化物を摂取しないようになりました。     このようにワークアウトから派生して色々な習慣が一気に身につきました。       今でこそ、習慣化のプロフェッショナル(仮)である杉山も、 昔は色々なことを始めようとして失敗を繰り返してきました。 以下、よくある失敗を書いていこうと思います。      ...
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バイリンガル育児:言葉の使い分け2
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前回お伝えした「言葉の使い分け」についての第二弾です。 ポートランド・シアトル・バンクーバーWAで展開中の学習塾の巣鴨アドバンススクール。 ポートランド校教室長の御殿谷です。 言葉の使い分け 前回、家庭内における「言葉の使い分け」についてお伝えしました。 時と場合によって敬語を使うように、子供達には日本語を使うように伝える必要があります。 もし自分の子供が敬語を使っていなかったら、敬語を使いなさい、と伝えることでしょう。 それと同じように、日本語を使うように伝えることが大事になります。 親(母親)とのコミュニケーションは絶対に日本語。 そう心して決めておかないと、グタグタと日本語を使わなくなっていくものです。 もちろん、英語を使っても構わない、と割り切るのもありです。 我が家はそんなに日本語に重きを置かない、というのはアリなスタンスでしょう。 各家庭によって大事なことは違うわけです。 今回は、しっかりと日本語を日常的に使ってもらいたいご家庭向けの内容になります。 特にご主人が日本語を喋らない場合に焦点を絞ります。 お父さんは日本語喋らず お父さんが日本語を喋らない場合は、家庭における夫婦間の会話は英語になるでしょう。 お母さんが日本人で旦那さんがアメリカ人の場合、お母さんは英語が喋れるということになります。 そうでないと結婚していないはずですしね。 お母さんは英語もわかる、というのが子供はわかっているわけです。 夫婦間が英語なのに、子供にだけ日本語を喋らせるというのは酷な話です。 また家族揃っているときは、英語にならざるを得ない。 ご主人が会話に入ってこれないわけですからね。 子供とは日本語、夫婦間では英語というのは正直な話、難しいでしょう。 今日学校でこんなことがあって、ということを一度日本語で母親に伝えたら、英語で父親にも伝えなければいけない。 こんな面倒なことはありません。 それでは、どうするべきなのか。 やはり、「言葉の使い分け」なんですね。 言葉の使い分け 母親しかいない場合は、日本語。 母親以外の英語しか喋れない人がいる場合は、英語。 日本語を喋れる人ばかりの場合は、日本語で、と「言葉の使い分け」を伝え続けるしかありません。 心は折れることでしょう。 なぜなら子供は楽な方に楽な方にと行きがちだからです。 日常的にどんどん英語のインプットはあるのに、日本語のインプットが限定的であれば。 どんどん英語だけになっていく。 それでも子どもの将来のためと思って伝え続けることが大事です。 会話の時に気をつけること もしお子さんが英語で喋ってきた時、気をつけることとしては、話をしっかり聞いてあげると言うこと。 いちいち日本語でなんて言うの、と聞いていたら子供も何も言わなくなってしまうでしょう。...
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ラグビーって面白い!
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「巣鴨、いいカモ、〇〇かも」でお馴染みのポートランド・シアトル・バンクーバー(WA)の学習塾、 巣鴨アドバンススクール。レドモンド校の杉山です。   今、日本ではラグビーのワールドカップが行われており、毎日熱戦が繰り広げられていますね! 残念ながら時差の関係でライブを観ることは難しいのですが、 毎日ハイライト動画を観るのを楽しみにしている杉山。   え、流行りに乗っているって? いえいえ、もうかれこれ10年以上ラグビーのファンで 今年の冬は花園(高校ラグビーの全国大会)にも出没予定です。     最近は、何かにつけてラグビーの雑談をしています。   例えば、 2次関数(palabola)の勉強をしている中高生には、 ハイパントキック(ボールを高く蹴り出すキックの種類)の話をし、   国語で友情の物語を読んでいる小学生には、 ラグビーのオフロードパスやオーバー(味方のフォローをするプレー)の話をします。   などなど、巣鴨でラグビーを好きになってくれる人を増やそうと画策中です(笑)     ↑ 世界最強ニュージーランド代表、通称オールブラックスのハカ ちなみに、去年東京で泊まったホテルにオールブラックスもたまたま泊まっており、 ホテルのロビーやエレベーターでお会いした時には感動しました!!     現在、日本代表は予選リーグを3試合終えて、全勝! 台風の影響もあり、スケジュール変更もあるかもしれませんが、 初の決勝トーナメント進出に向けて、日曜日にスコットランドと戦います。 日本を応援しましょう!     とはいえ、ラグビーはアメリカではメジャーではありませんし、 「そもそも、アメフトとラグビーの違いは何なの?」 と思っている方も多いと思います。 そんな方々のために、ラグビーの魅力を伝えたいです!  ...
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バイリンガル育児:言葉の使い分け
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バイリンガルを育てる上で大事なことの1つに「言葉の使い分け」があります。 ポートランド・シアトル・バンクーバーWAで展開中の学習塾の巣鴨アドバンススクール。 ポートランド校教室長の御殿谷です。 アメリカで子育となると、子供にはバイリンガルになってもらいたいと思うわけですね。 できる限り、子供達には無理のないように、苦労のないようにバイリンガルになってもらいたい、それが親の願いでしょう。 私自身、4歳の子供を持つ親ですが、色々とどうしたら無理なくバイリンガルになれるだろうかとあれこれと考えてしまうものです。 言葉の使い分け バイリンガルの子供を育てる上で大事なことの1つに「言葉の使い分け」があります。 言葉の使い分け、と聞くと「???」となってしまいますよね。 実は、私たちは日常において、言葉を使い分けています。 友達と話をするとき。 親と話をするとき。 子供と話をするとき。 他人と話をするとき。 会社の人と話をするとき。 というように、相手によって、また場所によって言葉を使い分けているんですね。 義母に対して「昨日、信じられないことがあってさ!」なんて言わないわけです。 「お母さん、聞いてください、昨日びっくりすることがあって。」と伝えるでしょう。 また子供に対して「もしよろしければこちらをご利用ください」なんて言わないですよね。 「よかったらこれ使ってね」と言うことでしょう。 私たちは日頃、言葉を使い分けて日々を過ごしているわけです。 バイリンガルは言葉の使い分け バイリンガルになると言うことも、この言葉の「使い分け」になります。 アメリカの社会で使われているのは英語です。 英語を使う機会は、外に出ればいくらでもあります。勇気さえあれば。 そのため、ご家庭においては、英語より日本語を使う環境の構築が大事になります。 バイリンガルになるためには、家庭と社会で使われる言語が違うのが理想的です。 それでは、家庭の中で子供に日本語を使ってもらうためには、どのような言語ルールを設けるべきでしょうか。 例えば、こんなルールはどうでしょう。 家の中では必ずお母さんには日本語を使う。 言うは易し。 これを実行するには大変なルールです。 特にお父さんの第一言語が日本語でない場合は、本当に大変です。 初めが肝心です。 特に子供が学校に通いだす時が一番肝心。 学校に通いだすと、今まで日本語を喋っていた子供が、あっという間に英語の方が強くなることも。 それは当然で。 アメリカの現地校では、子供は全てを英語で認識しています。 Library, classroom,...
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レドモンド校、4年目に突入しました。
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「巣鴨、いいカモ、〇〇かも」でお馴染みのポートランド・シアトル・バンクーバー(WA)の学習塾、 巣鴨アドバンススクール。レドモンド校の杉山です。   タイトルにもある通り、レドモンド校は2019年10月で4年目に突入しました。 2016年9月25日(日)に説明会・模擬試験会を実施し、10月から授業を行いました。 それから早いもので、もう3年が経つんですね…。   その当時、渡米して半年未満。日本でも塾長と呼ばれる仕事をしていたので、 塾の仕事や授業には自信はあったのですが、今考えると甘すぎる状態でした。   1か月の体験授業を終え、第一期生として入塾してくれた生徒は8名。 しかも、数か月以内に帰国予定の生徒さんもいらっしゃいました。 今までも塾屋だったため、もちろんお月謝をいただいておりましたが、 自分たちのお客さんとしていらっしゃった方々から初めてお月謝を受け取ったとき 感動したことを覚えています。     日本の塾では、1月から3月、夏前、そして直前期と、生徒さんが増加する時期があります。 それはアメリカも同じで、学校が始まる9月前後が、一番問い合わせが増えます。 なので、体験授業が終わった11月には生徒さんの動きが落ち着いてしまいます。     そんな当たり前のことも知らず、「中々新規の問い合わせが増えないな」 と鬱々とした日々を過ごします。 加えて、シアトル冬の雨期。アメリカに来てから何回か病むのですが(笑)、 一回目の病み期を迎えました。ホームシックもあったと思います。     場所が違えば、教育方法も違います。当然、生徒への接し方も変わります。 そんなことはお構いなしで、とにかく日本式で生徒たちに接していた時期もありました。 生徒の実力が上がるように、心を鬼にして指導をしようと、 ある種の使命感のようなものを抱いていたかもしれません。 今思うと、完全に空回りをしていました。     集客で失敗を繰り返し、授業でも失敗を繰り返し。 「日本にいたときはこんな失敗をしなかったのに、なぜこんなにもうまくいかないんだ?」とふさぎ込むこともありました。 私の心配性でネガティブな部分が強調されてしまった悪い時期でした。    ...
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渡米して家でできることは何?まずはフォニックスを理解しよう!
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「現地校って何が大変?」と生徒に聞きました。 ポートランド・シアトル・バンクーバーWAで展開中の学習塾の巣鴨アドバンススクール。 ポートランド校教室長の御殿谷です。 渡米して1年になる小学生5年生にこんな質問をしました。 「現地校って何が大変?」 すると彼はこう答えてくれました。 「先生が言ってることは分らないし、友達が言っていることも。本当に訳が分らず1日が過ぎていくのが大変です。でも、最近はやっと先生が言っていることが分かってきました。」とのこと。 「そうか、本当によく頑張ってるね」と彼に伝えました。   そうだったなぁと自分の過去を思い出した次第です。 私自身、父親の仕事の都合で小学4年生で渡米した身です。 当時、家の目と鼻の先にあった現地校に行くのが本当に億劫でした。 毎朝、嫌で嫌で仕方がなかったのです。   何を言われているのか分らない日々。 クラスメートは全く相手にしてくれず。 クラスにいる日系人の友達が唯一の助け舟。 「ね、今何すればいいの?」とよく彼に聞いていたものです。 ただ日系人の彼は彼の友達がいるために、私の対応をするのが面倒そうでした。 唯一の助け舟にも見放され。 一人で寂しい思いをしたものです。 唯一、算数のクラスだけは意味がわかりました。 日本でやったことのある計算問題。 クラスメートの誰もが驚くべき速さで私だけ問題を解いていきました。 ただ、誇らしかったのはその一瞬のみ。 文章問題になると途端に解けなくなる自分。 英語のクラスでは、ESLクラスに行きなさいと言われ、一人だけでESLの教室に歩いていったものです。   土曜日に日本人補習校に通っていたのですが、そこだけが唯一のストレス発散場所。 とにかく友達と日本語で話をして、1週間ために溜めたストレスを発散していたものです。 当時の私は、父親の赴任期間である3年をどうやり過ごすかしか考えていなかったものです。   だいたい渡米して半年後くらいでしょうか。 やっとの事で、Phonicsの存在を知ったのです。 「MAKE」 というのは、最後に「E」 があるから手前の「A」が「エイ」という発音になるのか!と。 phonicsを知った当時の私は感動さえ覚えていました。 そこからです。徐々に徐々に、英語に興味を持っていったのは。  ...
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小論文コース:Factfulness
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中学3年生、高校生を対象とした小論文コース。 毎週火曜日の18時30分から行なっています。 こちらのコースは大学小論文のための準備コースでもあります。 そのクラスで取り扱っている本がこちら。 (日本のAmazon.co.jpへのリンクです) こちらの本、ぜひ多くの方に読んでもらいたい本です。 こういう本があるから、読書はやめられません。 Factfulness 本の紹介の前に、何問か皆さんに答えてもらいましょう。 3問だけですので、じっくり考えて答えてみてください。 質問1:世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう。 約2倍になった あまり変わっていない 半分になった 質問2:自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変化したでしょう? 2倍以上になった あまり変わっていない 半分以下になった 質問3:幾らかでも電気が使える人は、世界にどのくらいいるでしょう? 20% 50% 80% 皆さん、いかがでしょうか。おそらく、どの質問にも1番か2番と答えたのではないでしょうか。 私がそうでしたから。 実は、答えは、全て3番なんですね。 極度の貧困にある人の割合は、年々減っています。 20年前は人口の29%だったのが、今では9%。 もっとさかのぼると、こういう図になるそうです。 著書:Factfulnessより すごくないですか? その他にも、自然災害で亡くなる人は、大幅に減り。 世界で電気を使える人たちは、8割りを越えているそうです。 世界ってどんどん良くなっていっていますよね? でも、私たちは、そう思っていません。 世界はどんどん悪くなっていると思っている。 先進国と途上国 衝撃的なグラフをお見せしましょう。 このグラフを見てください。 横軸は「女性1人あたりの子供の数」 縦軸は「5歳までに生存する子供の割合」です。 もう「途上国」と「先進国」で全然違う位置にありますよね。...
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甘えさせると自立できない?
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「うちの子、私に現地校に来て欲しいって言うんですけど、先生どうすればいいですか?」 ポートランド・シアトル・バンクーバーWAで展開中の学習塾の巣鴨アドバンススクール。 ポートランド校教室長の御殿谷です。 小さなお子さんをお持ちのお母さんからの相談です。 お子さんは、まだ日本から渡米してきて数ヶ月。 英語も、まだまだなレベル。 お母さんからの相談でした。 「うちの子、私に現地校にきてほしいって言うんです。 旦那は甘えさせるなって言うんです。先生。 私、現地校にボランティアに行かない方がいいのでしょうか。」 私は、こうお伝えしました。 「あ、それは男性の考え方ですね。私もそう思っていました。自立させるためには甘えさせない方が良い、と。」 でも、これは色々な研究で明らかになっていることなのですが。 人間というのは、甘える時期が必ず必要です。 たくさん甘えて、満たされて初めて、自立ができるんですね。 コップにいっぱい水が溜まって、溢れ出るようになって、初めて他の人に水を与えることができるようになります。 自立させるためにも甘えさせない、とやってると、自立はどんどん遅くなります。 また本当の意味で自立ができません。 本当の自立って、甘えないことじゃないんですよ。 甘えているから自立できないって違うんですよね。 自立のためにはたくさん甘える必要が出てくるんですね。 甘えられない子の方が、満たされないので、思春期とかに色々と出てきてしまいます。 とにかく甘える時期が必要なのです。 甘えて、甘えて、初めて自立できるようになるんですね。 そういう意味では、現地校が始まると、子供たちは結構大変な状況を過ごしてきます。 自分は何も言えない状態。 周りも何を言っているのかわからない状態。 そんな状態で1日を過ごすわけです。 それは甘えたくなりますよ。 お母さん、甘えさせてってなりますよ。 大丈夫です。 ずっと甘えている人なんていません。 あ、色々な状況の方がいるので、甘えている方はいますね。 ただ、そういう人って、親が先回りをして過干渉になっている人たちです。 過保護ではありません。 過干渉ですね。 助けてって、言われた時は助けてあげてください。 それでいいんです。たくさん甘えさせてあげてください。 良くないのは、こちらが先回りして、あれこれやってしまうことです。 先回りせずに、受け身でいましょう。...
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日本とは違うアメリカ現地校の優等生とは?
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本日は、現地校が始まる前に最低限知っておくアメリカの文化をお伝えいたします。 ポートランド・シアトル・バンクーバーWAで展開中の学習塾の巣鴨アドバンススクール。 ポートランド校教室長の御殿谷です。 前回お伝えした、「現地校が始まる前に知っておきたい3つの単語」ですが、「アメリカの文化」も知っておいて損はありません。 日本とは全く違う文化。 文化の違いを知っておくだけで、現地校生活のストレスは減ります。 文化の違いを理解して、子供達には少しでもストレスを軽減した現地校生活を送ってもらいましょう。 日本の優等生 日本の学校においては、静かにすることが求められます。 静かにしていれば優等生。 うるさくしていたら優秀でない生徒。 静かに先生の話を聞く生徒。 先生から言われたことをしっかりこなす生徒。 これが日本の優等生です。 先生の話をしっかり聞いてくれる生徒こそ、日本では優等生なのです。 授業でも、先生が質問するのは答えが欲しい時だけ。 はい、この問題わかる人? はい、正解です。 うん?残念。 教室における先生と生徒の主なやりとりは、こんな会話です。 自分の意見なんて聞かれることはほとんどありません。 アメリカの優等生 逆に静かにしている生徒はアメリカではどういう評価を受けるのでしょうか。 アメリカでは、多様な文化があります。 アメリカ人と一口に言っても、中華系、インド系、アフリカ系、中東系などなど。 様々な異なる文化を背景とした生徒たち。 彼らをまとめなければいけないアメリカの先生。 各文化によって、常識は全く違うわけです。 お互いに何を求めているのか、何を考えているのか伝えあわなければいけません。 そんな中で静かにしている日本人の生徒がいたら、アメリカの先生はどう思うでしょうか。 この子は静かだな。。。 何も意見がないのかな? 周りの子は、しっかり意見するのに。 真剣に授業に臨んでいないのかな。。。となります。 ましてや、家庭にて大人が宿題を手伝っていたら尚更です。 「この子は宿題はしっかりやってきているから、英語力は大丈夫かもしれない。 英語力はあるのに、静かにしているってことは、特に意見がないのね。」 と思われてしまうのです。 多種多様な人種がいるアメリカでは、何かを思っていたら言わないと通じません。 何も言わなくても、空気を読んでくれる。...
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