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文法重視の英語教育は必要ない?
by SUGAMO Teachers|08 December 201910 December 2019|SUGAMOの先生が書く
生徒からの質問。「英語の文法って本当に大事ですか?」 ポートランド・シアトル・バンクーバーWAで展開中の学習塾の巣鴨アドバンススクール。 ポートランド校教室長の御殿谷です。 正しい文法へのこだわり この生徒の質問は本当に的を射ていて。 私も「英文法なんてできなくてもいいんじゃない?」って思っていました。 もちろん、その不必要な理由があるわけですよね。 大半の人は以下のような理由で、英文法なんていらないよ、と言います。 「正しい文法にこだわるから、日本人は喋れないんだよ」 本当にそうなのでしょうか。 多くの日本人が英語を喋っているときに「あれ?これって文法的に正しいのかな?」と考えるわけです。 例えば I go to Portland Downtown yesterday.....I went toか。。。と。 聞いてる方としては、goだろうがwentだろうが、yesterdayって言ってくれたら分かるよ、って感じですよね。 そう、文法なんて合ってなくても、通じるんですよ。 過去形が現在形になっていようが、通じるんです。 通じるから、英文法なんていらないよ。 これが冒頭の生徒からの質問の背景でしょう。 通じれば文法なんかいらないんじゃないか、と。 回答 「英語の文法なんて必要ない」という彼の発言、質問に対して私はこう答えました。 「確かに!通じればいいんだよね。通じれば。通じてもいないのに、文法気にしていたら価値的ではないよね」と。 「でもね、通じるだけで良いレベルのコミュニケーションってね。うーん、なんて言えばいいのかな。 例えば、ちょっとした会話なら良いよ。 天気がいいね、とか。昨日なにしたの?とかいうちょっとした会話レベルならね。 でもね、もう少し込み入った話になってくるとね。非常に面倒なんだよね。 我慢を強いられるの。特に文章で書いてあると、本当に気になってしまうんだけどね。」 え?どういうことですか?生徒は聞いてきます。 「うん、例えば、そうだなぁ。先生はよく文章を読むのだけれど。 それこそ、スマホでもニュースを読んだり、文献を読んだり。 フェイスブックだって色々な人が投稿している内容を読むわけ。 そんな時に、文法が著しく間違っていると、正直読む気をなくすんだよね。 目の前に人がいて、話を聞いている分には聞くよ。...
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知らない単語は聞き取れない。
by SUGAMO Teachers|07 December 201916 December 2019|SUGAMOの先生が書く
「巣鴨、いいカモ、〇〇かも」でお馴染みの ポートランド・シアトル・バンクーバー(WA)の学習塾、 巣鴨アドバンススクール。レドモンド校の杉山です。     さて、先週はサンクスギビングウィークということで、 メキシコのグアダラハラに行ってきました。 (グアダラハラ大聖堂(植民地時代の名残か、ゴシック様式?の建物))     とはいえ、「グアダラハラに行ってきたんだよね~」と言っても誰一人ピンとこない状況。 何を隠そう私もグアダラハラがどこにあるのか、何が有名なのかを全く知らないまま旅行をしました(笑)   では、なぜグアダラハラを選んだのかというと ・1人旅なので、カンクンなどのリゾート地は避けたかったということ ・メキシコシティは11月末になると意外と気温が低いということがわかり、 個人的には暖かい場所に行きたかったので、残念ながら候補から外れました。 では、メキシコシティの次に大きな都市はどこだ?と調べたところ、 グアダラハラが出てきました。 そんな適当な感じで目的地を選んだため、当然何があるのかよくわからず行ったグアダラハラ。 メキシコでは英語が通じないからスペイン語を少し覚えて行った方がいいのでは? というアドバイスもいただきましたが、メキシコはアメリカの隣国。 「簡単な英語ぐらいは通じるでしょ!」と思っていたのですが、本当に通じない(笑)   まず、空港からホテルに向かうためにuberを予約したところ、 指定の場所に車が来ない。仕方ないので電話をしてみると、 なぜか切られてしまいました。   その後、何とかかんとか運転手を探し出し、uberに乗車することができた杉山。 運転手に「ホテルまでどのくらいで着くの?」と聞いたところ 「?????」という顔をされてしまいました。   いや、私の声が小さいのが原因だと思いなおし、 「ホテルまでどのくらいで着きますか?」 と聞きました。 すると、「No English」と言われて終了です。   メキシコはuber代金が非常に安いため、2泊3日の旅行中に10回以上利用しましたが 英語で会話が成立した運転手は1人か2人でした。...
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大人と子供の吸収力の差:退路を断つということ
by SUGAMO Teachers|26 November 201926 November 2019|SUGAMOの先生が書く
大人もアメリカに来たからには、英会話の力を高めたいですよね。 ポートランド・シアトル・バンクーバーWAで展開中の学習塾の巣鴨アドバンススクール。 ポートランド校教室長の御殿谷です。 大人の英会話コース ポートランド校では、大人の英会話コースとして、ビジネスマン向けの英会話コースとお母さん向けの英会話コースを用意しております。 ビジネスマン向けのは、ご要望に応じて対応しており、現在は火曜日の夜に行なっております。 また、お母さんたちは平日の午前中を使って授業を提供しています。 今の英語力を少しでもあげたいと思っている大人の方は、ぜひポートランド校にご連絡ください。 子供との違い よく聞くのが、大人よりも子供の方が吸収が速い!というもの。 小学校低学年であれば、1年ほど現地校に通えば、ある程度ペラペラに喋ってしまうもの。 そんな子供を見ていれば、子供の吸収ってすごいな、となるわけですね。 しかし、本当に子供の吸収力はすごいのでしょうか。 子供にとって学校というのは、唯一の家庭外の場所になります。 そんな学校という場所では、友達に認められることが死活問題なわけですね。 学校で使われる言語を学ばないと、誰にも相手にしてくれない。 なので子供達は本当に必死です。 まさに、泳ぎ方を知らずに海に飛び込まされる、というもの。 え?僕泳ぎ方も知らないのに海で泳ぐんですか。。。という子供たちの嘆きが聞こえてきます。 それでも、多くの子供はどうにかなるものです。 溺れつつも、あっという間に泳ぎを習得していきます。 なぜなら死活問題だから。 一方、大人はどうでしょうか。 例えば、駐在で来られている専業主婦のお母さんの場合。 困ると言っても、急な電話であったり、学校へのボランティアであったり、本当に一時的です。 泳ぎ方も知らずに急に海で泳がされることもありません。 困ったら、いつでも沖に上がってこれるのです。 ちょっと泳いでみては、やっぱりダメだった、と沖に上がってこられる。 ちょっと頑張ってみては、家に戻れば良いのです。 戻る場所があるのです。 また、ビジネスマンはどうでしょうか。 ある程度の英語力がなくても、専門用語だけでなんとかやっていける職場であれば、やりくりもできることでしょう。 また、アメリカで頑張らなくても、3年から5年すれば日本に戻れる方がほとんど。 やはり、戻る場所があるのです。 戻る場所がある、と思っている大人。 そして、ここで認められなければ自分の人生は終わると思っている子供。 どちらがより早く言語を吸収するでしょうか。 やっぱり必死な子供なんですよね。 本当に必死ですよ。子供は。 大人は大人のやり方で...
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自分の国について知ること
by SUGAMO Teachers|23 November 201924 November 2019|SUGAMOの先生が書く
ノーマンロックウェル小学校のHeritage Nightに参加してきました。 International night とも言われるイベントです。 Heritage Nightとは自分の祖国についてそれぞれのブースを出し、 また、祖国にちなんだ踊りなどの出し物を披露することにより、 お互いの文化について深く知るためのイベントです。     『人種のサラダボウル』と言われているように、 アメリカには世界中のあらゆる国から人々が集まっております。 それは、大人だけの世界ではなく、子どもからの世界でも同じ。 当日のブースだけでも20以上もありました。 日本の学校(特に地方)にいると、周りのお友達は日本人だけだとか、 ハーフのお友達もクラスに1人いれば多い方…も多いのではないでしょうか? 私の地元は静岡の片田舎。 周りには外国にゆかりのある方や帰国子女がいない環境で育ちました。 私の母校には交換留学の制度もありましたが、利用しているのは学年で1人か2人。 そんな生徒に対して、 「何で海外なんかわざわざ行くんだろう?」 とさえ思っていました。   そして、その環境に何も疑問を持たずに、普通に毎日学校に行き、 普通に部活をし、部活帰りにコンビニで買い食いをし、 すべて日本人だけの世界で生活をしていました。 一方で、ノーマンロックウェル小学校。 日本はもちろんのこと、中国、タイ、インド、フランス、イタリア、アイルランド、ロシア、 カザフスタン、ウクライナ、ブルガリア、メキシコ… もちろんブースを出していない国もあると思うので、一体何か国から生徒が集まっているのでしょうか。 卒業生も含めたら、世界の50%以上の国から来ているのではないでしょうか。 そのような環境で育つ子どもたちにとって、 日本人としての常識、阿吽の呼吸、行間を読むことなどなど 日本では当たり前のようなことも、こちらでは常識ではありません。 そんな環境だからこそ、 日本についてしっかりと知ること、 そして、日本の知識を周りのお友達に伝えること、 その上で、相手の文化を理解することが大切です。 ただ、子どもたちに日本を知るために...
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英文法は大切!
by SUGAMO Teachers|13 November 201914 November 2019|SUGAMOの先生が書く
「巣鴨、いいカモ、〇〇かも」でお馴染みの ポートランド・シアトル・バンクーバー(WA)の学習塾、 巣鴨アドバンススクール。レドモンド校の杉山です。   流行語大賞ノミネートがされましたね。 「にわかファン」や「ONE TEAM」といったラグビーに関する表現や、 「後悔などあろうはずもありません。」などで有名なイチロー選手の話題。 興味のある話題はわかるのですが、 「あな番」「おむすびころりんクレーター」は興味がないのでわかりません。 そもそも、日本で流行っていたのでしょうか??   さて、前回は英語の読み書きをしっかり身に付けるということに ついての記事がありましたが、どのように読み書きを身に付けていけばよいでしょうか? 結論、そのためには英文法の習得は必須です。   何を使うの? 巣鴨アドバンススクールでは日本の教材をベースに文法学習を進めています。 「せっかくアメリカに来たのだからアメリカの教材を使えば良いのでは?」 というご意見もあります。   ただ、基礎固めの段階や、体系的な文法をより早く身に付けたい場合は 日本の教材の方が日本人にとってわかりやすく書かれています。 まずは、中学3年間分をしっかりと身に付けるようにしてください。     では、身に付けるとは?   身に付ける 知識・習慣・技術などを自分のものとする。体得する。習得する。(小学館『大辞泉』)   英語を見て文章の意味を正確にわかるようにする。 日本語の文章を正しく英語にする。 文法のルールに則って、正しく文の形を変える。   以上のようなことを、瞬時にすることができる。 これが身に付けることだと私は思っています。     身に付けるにはどのような練習が必要?...
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帰国子女の英語力:本当にペラペラになれる?
by SUGAMO Teachers|05 November 201912 November 2019|SUGAMOの先生が書く
結論からお伝えしましょう。 帰国子女はほぼ確実に英語がペラペラになります。 中身のない本当にうすーいペラペラであれば。 ポートランド・シアトル・バンクーバーWAで展開中の学習塾の巣鴨アドバンススクール。 ポートランド校教室長の御殿谷です。 ペラペラとは わたしも周りの同級生に言われたことがあります。 「お前はアメリカに行ってたから英語ペラペラでいいよな」と。 私は父の転勤でアメリカに渡りました。 日本に帰ってきた時の英語力なんて、英検3級にも到達しないレベル。 そりゃそうです。 基本的には、周りの日本人とばかり一緒でしたから。 それでも日本に帰れば、周りからは「英語ペラペラ」扱い。 これが昔も今も続く日本の現状です。 「Hi How are you?」「I'm good.  Thanks」 なんてアメリカ英語の発音で言った日には、周りからチヤホヤされてしまうもの。 こんなもんですよ。日本の英語に対する姿勢なんて。 みんな英語ができません。 特に英会話ができません。 英会話ができないから、ちょっとアメリカの発音で英語を言おうものなら、「かっこいい!」ってなるんです。 逆に、アメリカの発音っぽくなければ、なーんだって落胆されます。 表面的なものにしか人は反応してくれないんですよね。 なぜなら、それしか分からないから。 アメリカっぽいかどうかしか彼らは分からないから。 彼らの中でのペラペラとは、アメリカっぽい発音かどうか。 そしてアメリカで過ごした大半の帰国子女は、アメリカっぽい発音を習得して帰国します。 だから日本では周りにチヤホヤされる。 でも、チヤホヤされている人は、不安で仕方ありません。 なぜなら自分の英語力が現地の子と比べてどれだけ低かったかを痛感しているから。 アメリカでどれだけ辛い思いをしているか。 本当に英語がわかる人には、帰国子女の英語のレベルなんて見透かされてしまうから。 どんなにアメリカっぽい発音で実力を隠そうが、少しでも込み入った話題を振れば、それが薄いペラペラなのかどうか分かります。 これを日本に置き換えて考えてみましょう。 みんな日本語ペラペラですよね。 でも、ちょっと話すれば分かりますよ。...
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小論文コース:生徒作のエッセイ紹介
by SUGAMO Teachers|24 October 201925 October 2019|SUGAMOの先生が書く
現在、小論文コースに通ってくれている生徒の作品の掲載です。 ポートランド・シアトル・バンクーバーWAで展開中の学習塾の巣鴨アドバンススクール。 ポートランド校教室長の御殿谷です。 エッセイを添削する? 私は、作文にしても小論文にしても、色々と添削することは肯定的ではありません。 なぜなら間違っているところを指摘するのは誰でもできるからです。 ここが「ですます調」ではない。 この漢字が間違っている。 ここが論理的ではない。 色々と言いたいことも出てくることでしょう。 そして、間違っている部分を訂正するのも時には必要だとは思います。 同じような間違いを何度もしていたら、訂正してあげるべきでしょう。 ただ間違いを直せばいい文章になるのか、と言うとそうではないんですよね。 いい文章って、作者の気持ちが読者に伝わる文章なんですよね。   生徒からも了承を得たので、一つ生徒の文章を紹介します。 小論文コースを取っている生徒が書いたものです。 課題としては、「ファクトフルネスを読んだことない人に読書したいと思わせる」です。 まずは、訂正前の文章です。その後に訂正後の文章が出てきます。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 「 ファクトフルネス 」を読んで! あなたは、世界をどれだけ正しく見ることができているだろうか。ほとんどの人が、ドラマチックに考えすぎてしまっているのではないだろうか。現に私は、冒頭にあるクイズに半分しか正解することができなかった。それは私がメディアからの情報を鵜呑みにし、事実と比較して正しく考察することを怠ったせいだ。筆者であるハンス・ロスリングは「ファクトフルネス」を通して、私達に世界の本当の姿を教えてくれる。この本は、世界を正しく見るために読まなければならない一冊なのだ。 私達が世界について大きな勘違いをしてしまうのは、人間の脳に潜む本能のせいであると筆者は述べている。紹介された10個の本能のうち、単純化本能は私にも思い当たることがあった。ダイエットのために、短期間断食をするという人をよく見かける。「食べると太る」だから断食をするというのは、単純で一番早い解決策なのかもしれない。けれども、それだけでは根本的な解決にはつながらないのだ。断食をすると、ストレスによりリバウンドをしてしまうし、栄養失調にもなりかねない。確実に痩せるためには、労力と時間を費やしてでも、日頃の食生活を見直したり運動をするなどの対策が必要である。物事への解決策は必ずしもひとつでは無い。断食は個人の問題で収まるが、この単純化本能が世界レベルになると、大きな勘違いがとんでもない自体を引き起こすかもしれない。筆者が解説する本能はこれだけではない。日常にはたくさんの本能が潜んでいる。私達は本能がもたらす危険性を常に頭の中に入れて置かなければならないということをこの本が教えてくれた。 「ファクトフルネス」は題名からもわかるように、事実と向き合う本である。筆者は数多くのデータを踏まえ、過去と比較しながら人類の努力の成果を目に見える形で表してくれる。さらに、この本は事実を述べるだけでなく、筆者の実体験も描かれている。これらの体験談により、本能が引き起こす思い込みをよく理解することができる。また、読者も自身の生活を振り返り、自分に当てはめて考えることもできるのだ。 私達は、本能により、目に見える事実に踊らされ、悲観的に焦って物事を判断してしまう。人間の本能はどうすることもできない。しかし、本能をコントロールすることはできる。そのためには本能を理解することが大切なのだ。思い込みに気がつくことができれば、知っていると思いこんでいた歴史の出来事やニュースの見方も変わる。とんでもない勘違いをしないために、事実に基づく世界の見方をするために、この本を読んでほしい。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 私は色々と良かった点と訂正されるべき点などを伝えて、こう伝えました。 太字のところだけ残して、これをテーマにして、もう一回書き直して、と。 えぇ、またですか!?と言う生徒の声が上がったのは言うまでもありません。 そして、1週間後に提出されたのが、こちらです。 全く違ったものになり、私も驚きでしたが、書いた本人も全然違うものができた、とびっくりしていました。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 「 ファクトフルネス 」を読んで!(修正後) 私達は目に見える事実に踊らされ、悲観的に焦って物事を判断してしまう。これらの原因は、私達の中に潜む本能のせいである。人間の本能は、どうすることもできない。しかし、本能をコントロールすることはできる。そのためには、本能を理解することが大切なのだ。思い込みに気がつくことができれば、知っていると思いこんでいた歴史の出来事やニュースの見方も変わる。筆者であるハンス・ロスリングは「ファクトフルネス」を通して、私達に本能がもたらす勘違いや思い込みを教えてくれる。この本は、世界を正しく見るために読まなければならない一冊なのだ。 紹介された10個の本能の一つに、ネガティブ本能というものがある。この本能は、世界はどんどん悪くなっているという勘違いを引き起こす。なぜなら、人はネガティブ本能にとらわれ、物事のポジティブな面よりもネガティブな面に注目してしまうからだ。現に私も、この本に出会うまでは、世界は悪くなっているという思い込みをしていた。無差別殺人のニュースや交通事故、児童虐待などの悲惨なニュースが、常に携帯の通知画面に表示される。これらの情報に惑わされてしまったのは、私がそのことについて深く考えず、感じたままに判断してしまったからである。毎日ネガティブなメディアに触れるため、世界は「良くなっている」という事実からかけ離れているように感じられたのだ。しかし事実と比べてみると、世界で起こる犯罪の件数は減っていっているのだ。セキュリティーの強化や環境整備の改善など、世界は確実に進歩を遂げてきた。にもかかわらず、私達は今までの進歩から目を背けてしまっている。それは私達が、ネガティブ本能に支配されるがままなせいである。では一体どうしたら良いのだろうか。筆者は、実は物事が良くなっていることに気がつくためには、悪いニュースのほうが広まりやすいことに気がつくことだと述べている。何も考えずに、メディアから得られる情報を鵜呑みにしてしまっては、大きな勘違いに気がつくことができない。また、悪いニュースが増えたことにより、悪い事件が増えたと思う人もいるだろう。しかし、それは監視の目がより届くようになったからであり、世界が悪くなったわけではないのだ。あやふやな過去の記憶や偏った報道により、物事に対する判断力は鈍ってしまう。これはネガティブ本能が引き起こす結果であることを頭に入れて置かなければならない。そうすることによって、勘違いを防ぐことができるのだ。  本能とは人間が生まれつき持っている性質であり、なくすことはできない。けれども、本能がもたらす勘違いを止めることはできる。この本を読み、自分の中に潜む本能を理解し、思い込みに気がついてほしい。そうすれば、あなたも世界を正しく見ることができるだろう。...
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習慣化って大変?
by SUGAMO Teachers|19 October 201919 October 2019|SUGAMOの先生が書く
「巣鴨、いいカモ、〇〇かも」でお馴染みのポートランド・シアトル・バンクーバー(WA)の学習塾、 巣鴨アドバンススクール。レドモンド校の杉山です。     いや~、スコットランド戦すごかったですね! 福岡選手の松島選手へのオフロードパスがかっこよすぎました! …今回もラグビーの記事だと怒られてしまいそうなので、違う話題で。       さて、こう見えて色々なことを習慣にするのがとても得意な杉山です。   例えば、 ・朝起きた瞬間に数学の問題を解くこと ・毎日一定の時間を読書に費やすこと ・ちゃんと決まった時間に働くこと(笑) ・ワークアウトをすること   などなどが現在の習慣になっており、特に最後のワークアウトについては アメリカに来てからほとんど運動していなかった状態から、毎日筋トレをするようになりました。   それに伴い、全然自炊しなかった生活から、ほぼ毎日自炊をする生活へと変化しました。   更に、今までは甘いものが大好きでよくケーキやクッキーを食べていたのですが、 最近は小麦粉を使ったものを控えるようになりました。   さらにさらに、糖質(炭水化物)の量と、たんぱく質の量を考えるようになりました。 特に、夜の8時以降は炭水化物を摂取しないようになりました。     このようにワークアウトから派生して色々な習慣が一気に身につきました。       今でこそ、習慣化のプロフェッショナル(仮)である杉山も、 昔は色々なことを始めようとして失敗を繰り返してきました。 以下、よくある失敗を書いていこうと思います。      ...
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バイリンガル育児:言葉の使い分け2
by SUGAMO Teachers|15 October 201917 October 2019|SUGAMOの先生が書く
前回お伝えした「言葉の使い分け」についての第二弾です。 ポートランド・シアトル・バンクーバーWAで展開中の学習塾の巣鴨アドバンススクール。 ポートランド校教室長の御殿谷です。 言葉の使い分け 前回、家庭内における「言葉の使い分け」についてお伝えしました。 時と場合によって敬語を使うように、子供達には日本語を使うように伝える必要があります。 もし自分の子供が敬語を使っていなかったら、敬語を使いなさい、と伝えることでしょう。 それと同じように、日本語を使うように伝えることが大事になります。 親(母親)とのコミュニケーションは絶対に日本語。 そう心して決めておかないと、グタグタと日本語を使わなくなっていくものです。 もちろん、英語を使っても構わない、と割り切るのもありです。 我が家はそんなに日本語に重きを置かない、というのはアリなスタンスでしょう。 各家庭によって大事なことは違うわけです。 今回は、しっかりと日本語を日常的に使ってもらいたいご家庭向けの内容になります。 特にご主人が日本語を喋らない場合に焦点を絞ります。 お父さんは日本語喋らず お父さんが日本語を喋らない場合は、家庭における夫婦間の会話は英語になるでしょう。 お母さんが日本人で旦那さんがアメリカ人の場合、お母さんは英語が喋れるということになります。 そうでないと結婚していないはずですしね。 お母さんは英語もわかる、というのが子供はわかっているわけです。 夫婦間が英語なのに、子供にだけ日本語を喋らせるというのは酷な話です。 また家族揃っているときは、英語にならざるを得ない。 ご主人が会話に入ってこれないわけですからね。 子供とは日本語、夫婦間では英語というのは正直な話、難しいでしょう。 今日学校でこんなことがあって、ということを一度日本語で母親に伝えたら、英語で父親にも伝えなければいけない。 こんな面倒なことはありません。 それでは、どうするべきなのか。 やはり、「言葉の使い分け」なんですね。 言葉の使い分け 母親しかいない場合は、日本語。 母親以外の英語しか喋れない人がいる場合は、英語。 日本語を喋れる人ばかりの場合は、日本語で、と「言葉の使い分け」を伝え続けるしかありません。 心は折れることでしょう。 なぜなら子供は楽な方に楽な方にと行きがちだからです。 日常的にどんどん英語のインプットはあるのに、日本語のインプットが限定的であれば。 どんどん英語だけになっていく。 それでも子どもの将来のためと思って伝え続けることが大事です。 会話の時に気をつけること もしお子さんが英語で喋ってきた時、気をつけることとしては、話をしっかり聞いてあげると言うこと。 いちいち日本語でなんて言うの、と聞いていたら子供も何も言わなくなってしまうでしょう。...
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ラグビーって面白い!
by SUGAMO Teachers|12 October 201912 October 2019|SUGAMOの先生が書く
「巣鴨、いいカモ、〇〇かも」でお馴染みのポートランド・シアトル・バンクーバー(WA)の学習塾、 巣鴨アドバンススクール。レドモンド校の杉山です。   今、日本ではラグビーのワールドカップが行われており、毎日熱戦が繰り広げられていますね! 残念ながら時差の関係でライブを観ることは難しいのですが、 毎日ハイライト動画を観るのを楽しみにしている杉山。   え、流行りに乗っているって? いえいえ、もうかれこれ10年以上ラグビーのファンで 今年の冬は花園(高校ラグビーの全国大会)にも出没予定です。     最近は、何かにつけてラグビーの雑談をしています。   例えば、 2次関数(palabola)の勉強をしている中高生には、 ハイパントキック(ボールを高く蹴り出すキックの種類)の話をし、   国語で友情の物語を読んでいる小学生には、 ラグビーのオフロードパスやオーバー(味方のフォローをするプレー)の話をします。   などなど、巣鴨でラグビーを好きになってくれる人を増やそうと画策中です(笑)     ↑ 世界最強ニュージーランド代表、通称オールブラックスのハカ ちなみに、去年東京で泊まったホテルにオールブラックスもたまたま泊まっており、 ホテルのロビーやエレベーターでお会いした時には感動しました!!     現在、日本代表は予選リーグを3試合終えて、全勝! 台風の影響もあり、スケジュール変更もあるかもしれませんが、 初の決勝トーナメント進出に向けて、日曜日にスコットランドと戦います。 日本を応援しましょう!     とはいえ、ラグビーはアメリカではメジャーではありませんし、 「そもそも、アメフトとラグビーの違いは何なの?」 と思っている方も多いと思います。 そんな方々のために、ラグビーの魅力を伝えたいです!  ...
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