2022年夏にすること【永住生ー日本語編】
ポートランド・バンクーバー・シアトル(レドモンド)の学習塾、 巣鴨アドバンススクール。シアトル校の杉山です。 本日のテーマは「2022年夏 永住生の国語」です! 本日の内容 1、 夏休みこそ日本語が強くなるチャンス 2、 机の上で勉強する? 3、 生活の一部を日本語にする。 1、 夏休みこそ日本語を強くするチャンス 在米の子どもにとって、お父さんかお母さんのどちらかが日本人の場合でも 家での使用言語が英語になると、日本語の上達速度が落ちます。 特に、現地校に通っている学期中は英語漬けになっているため、 小さいお子様はあっという間に英語脳になってしまいます。 「家では日本語」など、ある程度強いルールを設定しないと、 親が日本語で話しかけられても、子どもからは英語で返事される …なんてことも良く聞きます。 また、放課後に日本語を勉強させようとしても、普段は現地校の宿題やクラブ活動に追われている生徒も多いため、 毎日日本語を勉強するのは本当に大変なことです。 それに比べて、夏の間はある程度自由な時間があります。 現地校では宿題が出ないですし、日本に比べて夏休みの期間も長いです。 この夏休みを利用して、日本の学校へ体験入学をしたり、日本の親戚の家に滞在したりすることで、日本語力をぐんと向上した生徒も多いですね。 夏の間は、日本で日本語の経験を増やすなど、学校が始まってからでは できないことをして、日本語力を伸ばしてほしいと思っています。 2、 机の上で勉強する? 基本的には日本語のスタンスとしては、「楽しく、細く長く続けていく」 というのがおススメです。 親が厳しく日本語を指導した結果、子どもが日本語を勉強するのが 嫌になってしまった…という話はよく聞きます。 日本式の細かい減点方式の勉強では、アメリカでのびのびと生活している 生徒たちにとっては、息が詰まってしまうでしょう。 妥協できる部分は妥協して、ゆっくりと日本語を習得していきましょう。 妥協するポイント例としては、 ・漢字は書けなくても良いと考える ・書き順にこだわらない ・作文をする際に話し言葉が入ってしまうのもよしとする...
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