Shall we dance?なんて言いませんよ!聞いたことありません!と生徒に言われました。
アメリカ・ワシントン州シアトル郊外、オレゴン州ポートランド郊外にある学習塾、巣鴨アドバンススクールの御殿谷です。
Shall we といえば、Shall we dance?って映画がありましたよね。
1996年の映画ですよ。
役所光司さんが出てましたよね。
保護者世代には通じるこの話題も、私が日々相手にしている2010年生まれの生徒たちには通じません。
Shall weは言い換えるとLet’s になるんだよ、という話を英語の授業中にしている時でした。
「先生!」
なにかな?
「先生、私、学校でこんな英語使ったことありません!こんな言い方しませんよ!」
と、2015年生まれの生徒たちに言われましたよ。
2015年って私からしたらまるで5年前ですよ。
もちろん引き算を間違えているわけではないですよ。
でも、2015年は私からしたら、5年前のようなことですよ。
でも、彼らの人生からしたら、2015年から8年が経とうとしているわけですよね。
Shall we dance?
Shall we play soccer?
Shall we go see a movie?
もちろん、こんなことをいう小学生なんかいないでしょう。
いや、もしかしたら上流階級のパーティーでは小学生でも他の子に「Shall we?」なんて言っているのかもしれません。
私が言いたいことは何か、というと。
Shall we という表現を聞いたことも見たこともない、と子供に言われても、怯まないでください。
たかだか2015年生まれの戯言です。
大人に比べれば、彼らの経験値なんて大したものではありません。
こんな表現聞いたことない!
と言われても、あなたの経験上はね、と言ってやりましょう。
こんな英語使ったことない!
と言われても、あなたはアメリカの全ての州に行ったの?もしかしたらNYでは使われているかもしれないよ。
もしかしたらイギリスとかインドでは使われているかもよ、と言ってやりましょう。
それが大人の対応です。
たかだか8年しか生きていない子どもの言う「こんな言い方しない!」です。
大人は負けちゃいけません。
徹底抗戦です。
君は聞いたことも使ったこともないけれど、大人は使うんだよ、と言ってやりましょう。
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