せっかく多くの時間がある夏休み。
保護者の方々は、あれもこれも子供に体験させたいと焦ってしまうかもしれません。
もし色々な体験の中で一つだけ選ぶとすれば、私は徹底して読書をさせてあげたいと思います。
ポートランド・シアトル・バンクーバーWAにある学習塾・巣鴨アドバンススクールの御殿谷です。
今回は、読書がどれだけ人生のプラスにつながるかお伝えいたします。
読書好きは言語が得意
多くの子供たちを見てきて思うのは、読書が好きな生徒は学習言語が向上しやすい、ということです。
ポートランド校、レドモンド校、バンクーバー校と、全ての校舎には大なり小なり、図書スペースが置かれています。
こちらの本を毎回のように借りていく生徒たち。
彼らの多くが、あっという間に言語を習得していきます。
それは、日本語でも英語でも。
この前も、小学5年生の子が英検準1級に合格しましたが、やはり相当な読書好きでした。
読書が好きな生徒は、日本語も英語も習得するのが速いんですね。
色々な理由が挙げられるとは思いますが、まずは字に触れることが大好きなんですね。
しょっちゅう本を読んでいても苦にならない。
字を読んで、想像力を膨らませる楽しさを知っています。
また読書が好きな子達は、人と話すことが下手かというと、そうではありません。
読書好きな子達は、行間を読むのが上手なため、コミュニケーションも上手です。
いいことずくめな読書
では子供を読書好きにするにはどうすればいいのか。
読書を好きにさせようとして、子供に無理やり読書させても無理な話です。
人は強制されることは、やりたくありませんから。
子供が小さい頃からできることとしては、「読み聞かせ」でしょう。
親子ともに楽しんで読み聞かせに取り組むことで、子供は読書が好きになります。
子供にとっては、掛け替えのない、お母さんを独り占めできる時間です。
たくさん読み聞かせをさせてあげてください。
よく何歳まで読み聞かせはするべきですか?と聞かれます。
私は、「何歳まででも、子供が望むのであれば、読み聞かせを続けてあげてください。」と伝えています。
遅かれ早かれ、いつかは読み聞かせなんてやらせてもらえなくなります。
とことん子供の要望に応えてあげましょう。
読み聞かせの他に、子供を読書好きにさせる一つの手段は親自身が読書を楽しむこと。
子供は親の真似をします。
親が本を読んでいる姿、本を楽しんでいる姿を見せることで、子供たちも読書は楽しいものという認識が出来上がります。
「この本にはこんなことが書いてあった。」
「この本は読んだ方がいいよ!」
そんな会話が夫婦でできれば、子供は耳を大きくして聞いていることでしょう。
また子供にも、本の楽しさを伝えてあげてください。
意外にも子供たちは、大人が想像する以上に、大人の話の内容を理解しているものです。
まとめ
この夏は、読書に取り組みましょう。
読書は、第二言語の習得においても効果を発揮します。
読書好きにさせるためには、小さい頃から読み聞かせをしましょう。
また親自身が、読書を楽しみましょう。