ポートランド・バンクーバー・シアトル(レドモンド)の学習塾、
巣鴨アドバンススクール。シアトル校の杉山です。
最近、日本の学習塾で高校生に英語を指導する機会があり…
「やっぱり変だな(笑)」
と思いました!!!
①単語練習について
語学の基礎はやはり単語。
ということで、授業でも単語学習を実施しました。
ちなみに、単語テストの範囲は、例文で複数の問題を
覚えることができる日本でも有名な単語集です。
範囲を指定して、単語テストを実施しました。
でも、生徒たちは全然点数が取れませんでした?
なぜでしょう?
理由は、
・私は、単語帳に乗っている例文をほぼそのまま英語で書くテストにした。
・生徒たちは、単語帳の見出し語だけみて、日本語訳を覚えようとした。
これが、一つ目の謎なのです。
日本の多くの学生は、
・単語を覚えるために同じ単語だけを書いて練習
・日本語の意味だけ覚えようと努力する
一方で、肝心の単語がどのように文で使われるかを覚えようとしないのです。
正直、小テストのための勉強なのであれば、上記の勉強法でも
大丈夫かもしれません。しかし、大学受験や資格試験を考えると、
単語ベースで覚えても全く使えないのではと思ってしまいました。
②文法・精読に力を入れすぎている。
文法をしっかり学ぶことはとても大切なことだと思います。
特に初心者の方が、英語の基礎固めをする際に
文法をしっかり学んでいた方が、その後の伸びは格段にあがります。
しかし、日本の子どもたちをみて、
文法に拘り過ぎているのではないか??
と思ってしまいました。
例えば、
I have a brother who works for an international company.
という英文で、
I→主語(S)、have→動詞(V)、a brother→目的語(O)
whoが関係代名詞の主格だから、その後にはwork(動詞)が来る。
といった分析ばかりをすることに、疑問を持っています。
それよりも、文章の中身を変えて、関係代名詞を使った
文を作る練習をした方が、英語力が伸びるのでは?
解釈を少し学んだ後は多読に切り替えて、多くの英語に
触れた方が英語が伸びるのでは?と思ってしまいました。
③アウトプットの少なさ
動画についてはまだまだ不慣れなので、甘めに見てください。
(実はTake 5くらいまで撮っています(笑))
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