ワシントン州レドモンド、キャマス、オレゴン州ポートランドにある巣鴨アドバンススクールです。
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現在、アメリカでの発達障がいの講演会実施に向けて、クラウドファンディングに挑戦しています。
締め切りは2月14日までになります。多くの方のご協力をお願いいたします!
クラウドファンディングの詳細はこちら
https://www.indiegogo.com/projects/seminar-calendar-for-developmental-disorders/x/38046940#/
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さて、今回は「ゆいの」さんに発達障がいの講演会に向けてインタビューをいたしました。
Q. 自分の経験を多くの人の前で話すことに抵抗はありませんでしたか?
A. 始めはもちろん、抵抗がありました。
自分の経験、特にうまくいかなかったことについて多くの人の前で話すのには勇気がいりました。
今も、昔の経験について完全に克服したわけではありませんが、話すことに抵抗はありません。
体験談をお話しすることで、私のような発達障がいの傾向を抱える子どもたちが
どのようなことを考えているのか…一例を知ってもらいたいと考えています。
Q. 大変な時期を振り返って、その当時の自分に伝えたいことはありますか。
A. その当時は「なぜ、みんなと違うのだろう」「なぜわたしだけ…」
と考えることもありました。毎日、息苦しさを感じながら生活していました。
ただ、そんな自分に言いたいことは、数年後に自分のことをわかってくれる人が出てくるから
安心して欲しい…と伝えたいです。
Q. 小学生のころなど、母親から過剰な指導をうけていたと聞きましたが…。
A. はい。「お母さんはなんで私に暴力をふるうの…」と感じていていました。
当時は視野が狭く、私の世界の大半を親が占めていました。
親に依存していたため、そんな大好きな親から受ける暴力は辛かったです。
今は大人になり、色々な経験を通じて親と対等な関係になりつつあります。
そして、母親の気持ちが少しわかるようになりました。
Q. 母親のどのようなことがわかったのでしょうか?
A. 母は、一生懸命私を育ててくれました。
今思うと不器用でしたが、人一倍責任感の強い母です。
責任感が強いからこそ、「ゆいのを何とか(理想の子どもに)しないと」という気持ちが強すぎたのだと思います。
Q. 2024年のアメリカでの講演会はどうでしたか。
A. 前回は初のアメリカでの講演会ということで緊張しました。
でも、多くの人が熱心に聞いてくださる雰囲気があり、会場に一体感がありました。
今年も皆様の前でお話をできるのを楽しみにしております。
ゆいのさんは最後に、
「私の話は、あくまでも発達障がいを持った子どもとしての視点で話しているので
子育てをしている親の気持ちを害してしまわないか心配」と付け加えてくれました。
確かに、ゆいのさんのお話は子どもの目線でのお話です。
だからこそ、よりリアルで価値のあるものだと個人的には思っております。
発達障がいを抱える当事者が何を思っていたのか…それを知ることのできる良い機会です。
現在、発達障がいの講演会に向けて、クラウドファンディングに挑戦中です。
彼女の活動を後押ししていただけないでしょうか。皆様のご支援を何卒よろしくお願いいたします。
https://www.indiegogo.com/projects/seminar-calendar-for-developmental-disorders/x/38046940#/
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