ポートランド・バンクーバー・シアトル(レドモンド)の学習塾、
巣鴨アドバンススクール。シアトル校の杉山です。
今日は、巣鴨アドバンススクールで使用している英文法教材についてです。
今回の内容
1、英文法は大切
2、既存教材のメリット・デメリット
3、巣鴨の変化し続ける英文法教材
4、教材の一部公開
1、英文法は大切
このブログでも何回かお伝えしているように、アメリカに来てESLに入っている
生徒たちにとって、英文法学習は非常に大切です。
なぜなら、文法は英語を使うときの基本ルールだからです。
しかし、在米歴が長い生徒でも、文法ができていない生徒がいます。
むしろ、普段の会話で相手と意思疎通ができてしまっているため、
変なクセがついてしまっている子どももいらっしゃいます。
例えば、
Do you play a game after school? と疑問文で聞くところを
You play a game after school? (⤴) のように語尾を上げたり、
You play a game after school, right?
のように、すべての文末にright?を付けることで、疑問を表現することもできます。
日常では、それでも会話が成立してしまいますが、いざ文章を読み書きさせると
基礎がボロボロのため、伸び悩んでしまいます。
何事もそうですが、上達するためには基礎が必要なのです。
だからこそ、英文法を勉強するのです。
2、既存教材のメリット・デメリット
文法を学ぶにあたって色々な教材を講師自身でも、生徒にも試してみました。
それこそ日本の教材も、アメリカの教材も試してみました。
やはり、既存教材のメリットとしては、構造がしっかりとしていることです。
特に、日本の文法教材は日本人にとって学習しやすい構成になっています。
ただ、これらの教材は日本にいる日本人学習者向けの教材なので、
説明が多すぎたり、問題が少なかったり、現地で使わない表現が混じっています。
一方で、アメリカの教材も良いのですが、あくまで多読を目的とするのに適しています。
渡米して間もない生徒にとっては、文法説明を英語で読んで理解するのに時間が
掛かり過ぎてしまうので、効率が悪いです。母語でサクッと文法を学んでしまって
基礎を身に付けてしまった方が、効率が良いですね。
つまり、アメリカにいる日本人生徒向けの教材として、
どの教材も「帯に短し、たすきに長し」状態でした。
では、しっくりくるものがなければ、自分たちで作ればよいではないか!
ということで、ここ1年くらい少しずつ教材を作りためていました。
3、巣鴨の変化し続ける英語教材
教材を作るにあたって、構造は日本のテキストを参考にしました。
その上で、日本の教材のデメリットである問題数・表現について改善をしています。
具体的には、現地校で使う表現をできるだけ多く集めた構成にしました。
また、小学校中学年の生徒でもできるように、日本語の語彙・漢字レベルも落としております。
などなど、文にするとたったの数行ですが、教材を作るのは大変ですね(笑)
できた教材を実際に生徒に使ってみて、使いにくい部分は変更し、
新しい英文に日々、アップデートしています。
なので、文字通り日々変化・進化し続けている教材を巣鴨では使用しています。
4、教材の一部公開
そんな教材を一部だけ公開いたします。
下からご覧いただけます!
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