ポートランド・バンクーバー・シアトル(レドモンド)の学習塾、
巣鴨アドバンススクール。シアトル校の杉山です。
本日のテーマは「2022年夏 駐在の英語」です!
本日のテーマ
1サマースライド
2瞬発力は…?
3夏の間はチャンス!
1サマースライド
早いもので多くの学校が今週で授業が終了となりますね。
長い夏休みを心待ちにしている生徒さんも多くいらっしゃると思います。
特に今年は日本への一時帰国をされる方も多いのではないでしょうか?
日本の夏休みは約40日で、その間に大量の宿題が出ることで学力レベルの低下を防いでいます。
また、日本の学生の多くは夏期講習に通うので、生徒によっては通常期よりも勉強をしているかもしれません。
一方でアメリカの学校です。
シアトル周辺の学校の夏休み期間は10週間強、つまり70日強が夏休みになります。
しかも、その間夏休みの宿題は出ません。
なので、夏休みに何も勉強をする習慣がない生徒たちは
夏休み前に勉強したことをすべて忘れてしまいます。
そして、夏の間に学力が低下してしまうことを「サマースライド」と呼ばれます。
2瞬発力は…?
2020年・2021年と思うように旅行にも行けませんでした。
今年は1か月(長い生徒は2カ月)日本に帰る!という生徒も多いですね。
現地校では、在米歴の長い短いにかかわらず、英語漬けの環境になります。
生徒によってはすべての内容を理解している方もいます。
また、先生や生徒が言っていることを部分的にキャッチできる人もいるでしょう。
それでも、生徒のレベルに関係なく、日々物凄い量の英語を吸収していることになり、
毎日新しい表現がインプット(生徒によってはアウトプット)できています。
それが日本に一時帰国するとどうでしょう。
一気に日本語環境になります。ご家庭での言語が日本語の場合は、
生活のほぼ100%が日本語になります。
その結果、長期休み明けに日本から戻ってきた生徒からは、
「あれ、英語が全然出てこなくなった。」
「英語が聞こえなくなった…」
というような話をたくさん聞きます。
英語の瞬発力が下がるということです。
でも、これについては安心してください。
現地校が始まり、英語漬けの環境になれば
英語はすぐに口から出てくるようになります。
喋り言葉はそんなものです。
3夏の間はチャンス
1、2を考えると夏の間は非常にチャンスと言えます。
アメリカ人の人でも生徒によってレベル差が激しくなります。
一部の生徒が足踏みしている間に、他の生徒との差を一気に縮めてしまいましょう。
駐在でESLに参加している生徒は、
夏の間に「語彙を強化」することをお勧めしています。
映画を見るなどリスニング漬けでも構いませんし、
好きな本や漫画を英語で読むのでも構いません。
自分が好きなことを中心に生活の一部を英語に変えてみましょう。
また、夏の間にアメリカにも1か月以上滞在する方は、
ぜひ現地のサマーキャンプに参加してみてください。
もちろん、お勉強のキャンプではなく、アウトドアや趣味の
サマーキャンプに参加することによって
楽しみながら英語に触れてみてください。
束の間の日本を思いっきり楽しんでほしいのはもちろんのこと、
長い夏休みだからこそ、楽しいことを中心に英語で活動をしてみてください。
インスタグラムでの英語表現集はこちらから
https://www.instagram.com/sugamo_english/
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